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「良寛さん」~てんてん手毬はどこいくの?~

若き僧、遍澄(へんちょう)さんは 15 歳で、良寛(りょうかん)さんに弟子入り志願。
しかし、良寛さんは、日本一の僧侶!?と言われながら、汚い格好、お寺を持たない、お経も読まない。泥棒に布団をくれてやり、自分は寒さに震えている。出世やお金儲けは、まるで頭にない・・・自然と共に生きていた。
子どもたちと手毬で遊び、村人たちと語り、そして今度は、なんと 40 歳も年下の尼さん、貞心尼(ていしんに)さんと恋に落ちちゃった!

笑いと生きる力が溢れる舞台。ああ、良寛さんっていいなあ!!
大人が、みんな、良寛さんみたいだったら、戦争なんておきない。
良寛さんの生い立ちは、7 人の役者によるスピーディーな早替わりのミュージカル仕立てで紹介されます。人形操演で表す村の子どもたち、地震を表すストンプ等のパフォーマンスも見所です。

演出より

良寛さん

ボクは「良寛さん」が好きで、この作品を作りました。
良寛さんは、何も求めず、自然と一緒に、自由に生きた人。
時間に追われて、仕事(学校)に追われて、生活に追われて、忙しい思いをしている現代人とは、まるっきり逆に生きた人。
旅に出るときも、着の身着のまま、笠と杖だけ。のんびりテクテクと季節を味わいながら歩いて行きました。現代人だったら、トランクやリュックに、ぎゅうぎゅうに服や下着や洗面具、そしてサプリメントなども詰め込んで。
時刻表やスマホを睨んで、観光地やアミューズメントパークやホテルを駆け回って、旅行から帰ってきたら、もうクタクタのヘトヘト。
現代の人は、便利さ・快適さを求めて、かえってたくさんのものを背負い込んで、その重みでヒイヒイ言ってる。時間に振り回されて目を回しているように見えます。
良寛さんは、言っています。「富める人こそ貧しい」
良寛さんのように生きるのは難しいかもしれないけれど、人それぞれに生き方があって、それぞれの幸せを勇気と想像力を持って、見つけたり作ったりしてほしいと思っています。
演出・知念正文

客席からの声

良かんさんがおっちょこちょいで面白かった。
りょうかんさんはおきょうをよまなかったりするけど、みんなを笑わせて、おもしろかった。
とってもおもしろかったです。いっぱいわらいました。
とっても面白かったです。あっという間に時間が過ぎました。良寛さんがとても魅力的でした。
竹が倒れて良寛さんが死にそうなときに尼さんが来て良寛さんが生きよう、と決めたところが凄いと思いました。
良寛さんの人柄や、登場人物それぞれのキャラクターがとても愛くるしくて大好きでした!ダンスも歌も面白く楽しかったです!!
7人しかいないにもかかわらず、1人何役もの役をすべて演技で表現や、照明のひとつひとつにこだわりがあり、すごいなと思い、はく力がすごいなと思いました。
とても素敵な時間でした!ありがとうございました!笑って泣いて、楽しかったです!季節を感じて生きたいなあと思いました。
テンポ良く、とても深いお話でした。音楽も、耳に残る、口ずさみたくなる歌でした。小学校、中学校など、たくさんの子どもたちに届かせてほしい。
本当に面白かったです。その人がその人らしく生ききるのが悟りの境地なのかもしれませんね。
上演時間 約70分(休憩なし)
人数 出演者 7名
スタッフ 3~4名(会場条件により変更)
会場条件 ホール・体育館
舞台準備 約4~5時間
舞台撤去 約1~2時間

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