人形劇みゅーじかる
「さく婆ちゃんと腰折れ雀」~さいたまの民話より~
源太は走るのが大好きな男の子。
畑仕事で忙しい父ちゃん、母ちゃんにかわって山の中に一人住むさく婆ちゃんちに、いーっつも走っておつかいものを届けてる。
さく婆ちゃんは元気で面白い婆ちゃん。源太はさく婆ちゃんが大好きだ!
ある日、源太は腰の骨を折った小さな雀を助けようとさく婆ちゃんに走って届けた。そうしたら・・・。
平成18年度厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
作品の見どころ
「さく婆ちゃんと腰折れ雀」は埼玉県の民話をもとに創られました。
今、若い人たちの中には、なくなりつつある、埼玉弁を使って、ほのぼのと、あたたかい語り口調が特徴です。
その中においても、鳥獣戯画の作品の特徴でもあるスピード感とテンポの良さは健在で、観客を飽きさせません。
また、鳥獣戯画の『人形劇みゅーじかる』は、人形だけが演じるのではなく、人形を操っている、いきいきありこさんと、ほのぼのくみちゃん二人のミュージカル女優が、元気いっぱい。
歌やダンス、クイズなどで作品を盛り上げます。ある時は舞台を飛び出していくことも。会場中を巻き込んで笑顔の渦を起こします。
石丸有里子
1975年、知念正文らとともに劇団鳥獣戯画を結成。
平成13年度、社団法人日本児童演劇協会個人賞受賞。
CX「ひらけ!ポンキッキ」6代目おねえさん。
「三人でシェイクスピア」「ル プチ プリンス」
日生劇場ファミリーフェスティヴァル、ぼくは王さまシリーズ「しゃぼん玉のくびかざり」「王さま☆めいたんてい」王さま役 など
竹内くみこ
学生時代、劇団鳥獣戯画の歌舞伎ミュージカル「雲にのった阿国」を観て感銘をうけ、劇団鳥獣戯画に入団。 舞台作品へ出演する中、高校演劇の大会審査員やワークショップ講師も務める。 「からだってなんだ?!」狂言ミュージカル「柿山伏」「ぶす」他
客席からの声 子どもから大人まで
- さくばあちゃんがやさしいです。
- おもしろかったです!わかりやすく教えてくれてありがとう!
- 楽しかった!
- ものすごく楽しかったです。途中のクイズも面白かったです。また来てくださいお願いします。
- さく婆ちゃんたちの優しい話し方がよかったです。いじわる婆ちゃんもいい味出していて、ちょっと気の毒で憎めません。
- バラエティーにとんだミュージカル人形劇楽しかったです。お二人のエネルギーがすごいですね。ごちゃまぜの中に懐かしさや大切なことを含んだ作品です。
- 日本中の子ども達に観てほしい~!私もほのぼのしました。
- お話も人形も歌も、本当によかったです。子ども向けのものがどんどん大人っぽく近代的になっている中、こんな素敵な、大切なことを教えてくれる本当の「子どもの為、大人の為」の作品は久しぶりでした。素晴らしい公演でした。
上演時間 | 約50分(休憩なし) |
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人数 |
出演者 2名 スタッフ 1~2名(会場条件により変更) |
会場条件 |
体育館・集会室・お遊戯室など |
舞台準備 | 約3時間 |
舞台撤去 | 1時間~1時間半 |