ありこさんの紙芝居ミュージカル
「てじ」
「てじ」は手だけが白い利口な子猿。手白の猿・・・がつまって「てじ」と云う名前に。
「てじ」と赤ん坊の「春」は、まるで兄妹みたいに育った。
そんなある日、誤って春坊に、大やけどを負わせてしまった「てじ」は、村人たちに村から追い出されてしまう。
けれど、その晩、「てじ」は春坊をさらって山の中へ。
怒りに燃えて後を追う村人たち。しかし、彼らがたどり着いたのは猿の温泉。
そこには、すっかり火傷が癒えた春坊がいた。
平成26年度厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
作品の見どころ
群馬県猿ヶ京温泉にまつわる、可愛くて温かくて切ないお話を、ありこさんが素敵な歌声と共に語ります。
もちろん鳥獣戯画の作品ですから、観ているだけでなく稲刈り体験やクイズまで、盛りだくさんの内容です。
ありこさんの紙芝居ミュージカル「てじ」
石丸有里子 ニックネームはありこさん
1975年、知念正文らとともに劇団鳥獣戯画を結成。
平成13年度、社団法人日本児童演劇協会個人賞受賞。
CX「ひらけ!ポンキッキ」6代目おねえさん。
「三人でシェイクスピア」「さく婆ちゃんと腰折れ雀」
日生劇場ファミリーフェスティヴァル、ぼくは王さまシリーズ「しゃぼん玉のくびかざり」「王さま☆めいたんてい」王さま役 など
客席からの声 子どもから大人まで
- てじといっしょにあそんでたのがやさしかった。
- やけどしたけど、てじがたすけてくれてよかった。
- ありこさんはむかしのことをぼくにたくさん教えてくれたので、うれしかった。
- 紙芝居と歌が一緒だったので新しい感じで、面白かった。
- あの広い部屋で、紙芝居。どんな風になるのかなと思っていましたが、みんなをひきつける、あの一体感の空気はすごい。
- 「てじ」のイラスト、可愛かったです!久々にゆっくりと紙芝居と歌を楽しむ贅沢な時間を過ごさせていただきました!
- 何役もこなしていてすごいと思いました。本当に人がたくさんいるように錯覚してしまいました!とっても素晴らしい公演でした♪
- ありこさんの紙芝居ミュージカル、途中から完全に涙腺崩壊。原作もすっごくシンプルでいい話だったし、その他、見せ方含め、制作側、演者さんの作品に対する思いが伝わってきてそれがピュアなところにやられたんだと思う。
上演時間 | 約60分(休憩なし) |
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人数 |
出演者 1名 スタッフ 1~2名(会場条件により変更) |
会場条件 |
体育館・集会室・お遊戯室など |
舞台準備 | 約2時間 |
舞台撤去 | 約1時間 |